●ゲーム・コンセプトです。
企画の発端が前作のWH2 JETが抱え込んだ在庫ROMの処分である為、この時点ではどのくらい
専用に描けるグラフィック容量が取れるか白紙の状態でした。
●ルールの変更案です。
企画書の段階から程無く、販売バージョンのものに変更されました。
●ゲームの流れです。
この時点では、まだNEO-DIOがラスボスと確定していませんでした。
●操作変更の説明ページです。
ボタンの押した長さで技が変わる従来のWHでは、どうしても"もっさり感"が取れず、1ウェイト刻みの
シビアな連続技を求めるプレイヤーのニーズに応えられないというのが変更の主旨です。
このページにある『B+C』ですが、最終的には『A+B+C』の『エクストラアタック』になっていきました。
●主な変更点の洗い出しをまとめたページです。
●ステージの変更案のページです。
在庫ROMのメインはキャラクター・グラフィックである為、これを描き直すことは出来ません。
従って、見た目を大きく変えるには背景を変更する以外ありませんでした。
にしても、近未来ステージの『飛んでくる新聞紙』って‥‥(w)。
●超必殺技(のちの『究極奥義』)を入れようという案のページです。
●改良案のページです。
●WHPの特徴のひとつである、ジャンプキャンセル(特定の攻撃をジャンプによってキャンセルする)の概念は
既にこの時点で生まれていました。
●新キャラクターのアイディアのページです。
こののち、幾度かの会議を経て、NEO-DIOと孫悟空の2キャラに決まります。
●WH2 JETからカットすべき部分の説明ページです。
どういう経緯でアッパーダメージがJETで採用されたのか自分は知らないのですが、カットして正解だったと
思っています。
●スコアの見直しと、別モードの廃止の提案ページです。
モードが増えればデバッグ期間も当然増え、スケジュールと予算を圧迫します。
既に『ワールドヒーローズ』は知名度があったので、デスマッチなどのような別モードを無理して用意する
必要はなくなっていました。
●コンボ表示の提案ページです。
ここに書かれているような内容にはなりませんでしたが、形を変えてコンボ表示は残ります。
●追加ROM容量別の新規グラフィック作成分の提示です。
『ワールドヒーローズ』の『データディスク』の所にも書きましたが、『○○キャラ』とあるのは 16×16dotの
サイズの四角がいくつ分かということです。
例えば、10000キャラなら16×16dotの四角が10000個あるという感じです。
在庫処分という絶対的な命題があったので言えませんでしたが、全キャラクターを新調したいと思っていた
のは自分だけではなかったと思います。
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