UP-DATE:2021.04.25(Sun.)
  
  ●フォンキャストの"謎の業務"で使った60cmの鉄定規です。
   
    フォンキャストの社長は大嶺さんでしたが、まだまだ新井元社長の発言力は強く、
    中古のパチスロの液晶モニターを4個、1つの筐体に入れ、1コインで当たりが4つのうち1つでも出たらメダルを出す、
    というゲームを提案してきました。
   
    ADKの倒産の時点で、本来なら別会社であるフォンキャストの経営には口を出せないはずの新井元社長の発案であった為、
    当然スルーされるものと思っていたのですが、
    ある朝、出社すると、大嶺さんが汗をかきながらノコギリで筐体を作っていました‥‥。
    結局、それに巻き込まれる形で、自分が液晶モニターが4個収まるようなサイズのアルミ板と、
    それを切る為のカッターと鉄定規を上尾のホームセンターで買って来て、うまくはまるよう工作する事になりました。
   
    しかし、中古とは言え、他社製品の液晶モニターを無断でゲーセンで稼働させるという行為はアウトと判定され、
    ロケテストから わずか数日で没となりました。
   
    うやむやの内に始められた謎の業務は このように終焉し、後に残ったのは この鉄定規1本でした。
   
   
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