●i-Petのタイトル画像です。
ADKが倒産し、そのままの流れでフォンキャストという会社に業務が移行されました。
この作品は携帯電話のコンテンツで、海や川に派遣した探検隊が捕獲した魚などを
携帯電話の中の水槽で飼えるというものです。
当時は256色カラーの携帯がまだ出たてで、2、4階調が幅を利かせていた時代です。
その為、ひとつの絵も色調別と表示面積別を用意しなければなりません。
もちろん人力作業です。
●ベニゴンベの捕獲報告用の画像です。
探検隊が発見した場所・時間によってグラフィックが変わります。
●チョウチョウウオの捕獲報告用の画像です。
●2、4階調モードの水槽レイアウト・サンプル画像です。
●アロワナのアニメパターンです。
●ラインノーズ・ピラニアのアニメパターンです。
●ポーカーハンドのタイトル画面です。
これは、PDA Palm OSという携帯機器用のシェアウェア・パズルゲームです。
Palm OSも2階調、4階調、256色の3タイプを用意する必要がありました。
ベクターで最高評価を頂いたものの、売れ行きはさっぱりでした。
それもそのはず、Palm OSを持つ人は自分が何かを作るという発信側の方がほとんどで、
消費者という存在自体が皆無だったのです。
マーケットとして成立しないという営業的判断から、この1作でPalm OSを見限る事になりました。
●ポーカーハンドのプレイ画面です。
お邪魔キャラクターには『おじゃマナティ』という名前が付けられていました。
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