●痛快GANGAN行進曲のパンフレット(表)です。
企画段階では、『マイティ・ハーツ』というタイトルでしたが、上司の丸山さんが『マイティ』の響きが
何となく弱そうという事で改題される事になりました。
で、『熱血行進曲』が提案されたのですが、既に似たタイトルがテクノスさんから出ていたので、
熱血を差し替える事になりました。で、何かを考えてくれという事で『ガンガン』を提案しました。
だだ、カタカナで書くと雑誌みたいなのでローマ字になり、最終的に頭に痛快が付けられました。
徹底的に尖ったアナーキーなゲームがコンセプトですが、これに至った経緯は、
スト2ブームがどういう顛末をむかえるのかの予測が2つ立った事に端を発します。
予測1:スト2タイプに特化し、プレイヤーが保守化する。
予測2:バーチャファイターのような尖った対戦格闘が他のメーカーからもヒット作が出て
プレイヤーが細分化していく。
いずれにしても対戦格闘はこの先も残っていくだろうという事で、保守本流の層はワーヒー、
そして細分化していった層はGANGANがターゲットとしていこうという感じで。
まあ、結局プレイヤーは前者を選んでしまった為、ワーヒー程の成果は残せませんでしたが、
結果ほど悪いゲームでは無いと思います。格闘ゲームとしてではなく、プロレスゲームと思えば
結構楽しめますよ。
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